まぁ辞めるとは思っていましたが、或いは辞めてくれた方が我が国にとっていいと思っていましたが、本当に辞めると、なんか脱力感があります。小泉首相が辞めてから、4年で4人の首相です。安倍首相、福田首相、麻生首相がちょうど1年ずつ、鳩山首相に至っては(正式にいつ辞めるかは知りませんが)今日までの就任期間は259日です。佐藤栄作首相以来、それってもう40年ほど前のことですが、1000日以上首相を務めたのが中曽根首相と小泉首相しかいないというのもなんだかなぁと思います。因みにこの二人の就任期間は、それぞれ1806日と1980日でした。
「今月のメニュー」じゃあるまいし、こうもコロコロと国のトップが変わられては、しっかりとした改革も、成長戦略も取れないでしょう。そのようにしてしまう政治の世界の在り方自体が、もう限界なのでしょう。政治と経済はさほど関係ない気もしますが、やはりこんな状態では至る所で緩みます。今日もある会合で、官も民間もそれなりの方々が集まる席だったのですが、なんか緩んだ感じが否めませんでした(すいません!もし今日どこかの席で私と御一緒されていた方がこれを読まれたら、ここで話している会合とは、私の出た別の会合だとお考え下さい)。
上が緩むと、全体が緩みます。このままでは、我が国は本当に人材の無駄遣いというか、沈没していってしまうでしょう。他人事ではありません。色々と真剣に考えなければいけませんね。