週末とは打って変わって、今日の東京は清々しい青空が広がりました。昼時にちょっとオフィスの外に出たのですが、夏が近づいていることを予感させる、気持ちいい空気でした。

しかし何故か今時の気持ちいい空を詠った古の和歌を私は知りません。この時期の歌と云うと、大体ほととぎすの悲しい歌か、短い夜の歌であり、昼の爽やかな空気感の歌はありません。そう云った気候が今頃は少ないと云うことでしょうか。

それだけに今日の(東京の)ような天気は貴重にも思えますし、或いは西欧と日本の美意識や気候の違いも感じます。今日はそんな6月の空気を、胸一杯に吸い込んでみたいと思います。