週末に東大本郷キャンパスの五月祭にちょっとだけ顔を出しました。Agentsという株式投資クラブに呼ばれて講演をするためです。あのキャンパスに行ったのは何年ぶりでしょう。卒業してから確か二回ほど行ったことがあります。いや、もっとあったかも知れません。記憶があやふやです。五月祭は確か二回目で、学生時代には一回しか顔を出さなかったと思います。

私は全くダメなてんぷら学生で、留年して本郷に3年間居たのですが、出席した本授業が2時間しかありませんでした。3年間で2時間です。随分と単価の高い授業料でした。キャンパスに行ってなかった訳ではなく、友人に会うために構内の喫茶店に行ったり、極たまに生協の本屋を覗きに行ったりその横にあるプールで泳いだりもしましたが、まぁ殆ど行ってなかったに等しいでしょう。それでも母校は母校。なんとなくStranger"でない"気分になれるのが、不思議なものです。

安田講堂の前では、ロック(ポップ?)グループが、ダンス付きで演奏していました。或る意味で進化した、或る意味で何の変哲もない光景でした。グレーな天気のせいもあったかも知れません。やっぱりあまり行かなかった学校にはあまり感傷を持たないんですね。すいません。