グローブとは世界のことですが、『球』という意味であり、私は誰かと(主に外国の人ですが)また会おうねと云う時に、好んで「グローブのどこかで - somewhere on the globe」という云い回しを使います。これはその方が、平面上で向こうとこっちから来て会うと云うよりも、球上を何かしらの経路で来て、ふとどこかで会うと云う感じがして、いつでもそして思わぬ場所でまた会えるようで好きなのです。
今日、私は北京にいます。そして北京の人、中国の西の方から来た人に会い、これからアメリカ西海岸から来る人に会い、明日はアメリカ東海岸から来る人に会います。それぞれの人が、それぞれの理由で、それぞれの経路でここに集まってきて、そして会います。この広い地球の上で、たった2人の或いは数人の知人が、或る一点で会う訳です。個人の営みと、人の力は、或る意味で想像を絶するものだと思います。On the globe. 同じ球上にいるもの同士で、ぐるぐると色々な話をしたいと思います。