本日、当社の親会社であるマネックスグループ(株)の株価が、オリジナルな公募価格を超えました。「オリジナルな」というのは、元々当社(マネックス証券)として2000年8月4日に上場した時の公募価格が4万5千円で、その後セゾン証券との株式交換に伴う新株発行(その後合併)、日興ビーンズ証券との共同株式移転によるマネックスグループの設立、オリックス証券との株式交換に伴う新株発行、と株式の数は変わり、名前も微妙に変わったのですが、元々のマネックス証券の一株を持ち続けた株主の方は、今のマネックスグループの一株を持っていることになるので、この4万5千円が株価の歴史的な比較対象起点として正しいからです。因みにこの期間中に計7250円の配当を支払っています。更に因みにこの期間中に日経平均は32%、TOPIXは36%下落しています。株価はマーケットが決めるものです。しかし公募価格だけは、或る意味で発行体が関与しており、経営者として、最低限の責任を強く意識する数字です。私にとって4万5千円は特別な数字なのです。オリジナル上場時はまだ一株純資産価値規制のある時代で、どうやってデジカメが買える程度の値段まで公募価格を下げるかに、色々と、かなり独創的なアイデアを捻り出して実行したものです。とにかく、今日はいい日です。これからも頑張ります!