今日は来年卒業の大学生採用に向けた会社説明会を行いました。東京で2回、大阪で1回開きます。この春に入社する内定社員が作った会社案内のビデオの後に、私が仕事、金融、マネックスについて、そしてマネックスが彼らに与えられる(かも知れない)こと、期待すること、などを話しました。それから学生との質疑応答。多くの質問が出たのですが、その中に「どういう能力が必要か」というものがありました。

なべて仕事をする上で、もっとも必要な能力はコミュニケーション能力であると思っています。この意味は、一般に想像されるのとはちょっと違う意味で云っているのですが、今日はその説明は割愛します(説明会ではちゃんと説明しました)。そしてそれ以外にひとつ、「変化する能力」がとても重要であると話しました。世の中は変わっていきます。社会も、お客様も変わっていく。その中で自分がどれだけ変われるかが、とっても重要だと思うのです。

日本の金融機関を見回してみても、私が就職した20数年前から、名前がちょっと減った以外は、何にも変わっていないじゃないか。そんなことでいいのかと、私は思います。変わらないものには、もううんざりです。変わらないものは、壊したい。そのためには自らが変われる力が重要です。モデルチェンジあるのみ。変われる仲間と一緒に、自分も変わりながら、金融サービスの在り方や会社の在り方を変えていきたいと、そう思います。