昨日北京空港に降り立つやいなや、急遽空港でビジネス・ミーティングをすることになりました。ちょうど北京から出張に出掛ける人と、街ではなく空港で会おうという算段です。そこであれやこれやと空港内の施設を探しました(実は或る方に手伝って頂きました。ありがとうございました!)。

見つけた場所は、CIP専用となっているラウンジ。実はこの場所、以前からその脇は何度も通っていました。要は特別なお客様向けの場所なのですが、さて、CIPとは何でしょう?「特別なお客様」というと、先ず思い浮かぶのはVIP(Very Important Person)。これは万国共通の表示です。しかしそれとは微妙に違うCIP。様子はVIPラウンジと全く同じです。さて~?。。。

思うにこれは、Commercially Important Person の略ではないでしょうか。重要人物ではなく、お金を払ってくれる人。とてもいい雰囲気とサービスで、ビジネス・ミーティングも無事終わったのですが、ラウンジは有料でした。それもかなり高め。あれだけ大きい国、誰が「重要」人物かは分かりにくいでしょう。価値の客観的な表象である「お金」を持ってくれば、CIPとして丁重に扱う。さすが、元祖商人国家中国!私の勝手な思い違いかも知れませんが、痛く感心したのでした。