やはりと云うか、早くもと云うか、政策を打つための財源をどうするかが注目を集めてきました。色々な方法があると思いますが、概念的に大きく分けると以下の3つでしょうか。

1-未来の日本国民から前借りする方法。典型的なものは赤字国債の発行です。子供手当のために子供から借りるような話なので、若干理屈的には矛盾があります。

2-今の日本国民全員から薄く広く取る方法。典型的なものは消費税を上げることです。選挙との関係では難しいでしょうが、世界的には先進国の中で日本はもっとも消費税の低い国のひとつです。財政破綻していても円が売られない理由は、消費税が低い、即ち上げる余裕があるからだと云う説も、海外では有力です。

3-高齢者向けの支出を減らす方法。この10年間ほどで、国家予算の投資部門は増えていません。公共投資は逆に若干減っています。増えたのは費出です。そして増えた費出の大部分は医療費であり、その大きな部分は高齢者向け医療費です。もちろんこの案は、3つの中で最も物議を醸す内容です。

しかし大きく分けて、概ねこの3つしかないでしょう。もちろん成長政策を打ち税収を上げるとか、それらのことはいずれにしてもしなければいけません。それでも尚、3つの方向の中から、苦渋の選択をしなければならなくなるでしょう。

子供もしくは生まれてない国民から借りるか、今の国民が出すか、高齢者の受給を減らすか。皆さんはどう思いますか?

【皆さんの意見を集計できます!三者択一です。明日の午後5時までに投票下さい。】
Q.概念的な意味で、財源は、
・赤字国債のように未来の国民から借りるべきだ
・消費税のように今の国民が負担すべきだ
・高齢者向け医療費の支出を減らすなど、高齢者負担を上げるべきだ
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