久し振りの海外、昨晩寝る時にコンタクトレンズを忘れてきたことに気付きました。唖然。短い出張なので気が緩んだのでしょう。
しかし海外出張でコンタクトを忘れたのは、実はこれが初めてではありません。前職の時も含めて、はっきりと覚えてるだけでも6回目です。アメリカは厄介で、コンタクトを購入するのに処方箋が要ります。サンプル用のものをただで処方箋なしで分けてもらったことが一回、友人の親戚の眼科医に処方箋をFAXしてもらったことが一回、ちゃんと検査を受けて処方箋を現地で発行してもらったことが一回。当然この順番に高くなっていきます。フランスに持って行くのを忘れた時は、ホテルに着くと既に一箱用意してありました。処方箋も要らないし、ホスピタリティで買っておいてくれたのです。スイスの街角で胃薬を買うような感覚で買ったこともあります。

さて今回はシンガポール。昨晩は取り敢えずコップの中の水に浸しておいて、今朝、痛いながらも無理矢理装着しました。日中ちょっと空いた時間にモールに行き、眼鏡屋を探してコンタクトを求めました。
果たして、処方箋は要らず、その場で胃薬のように買えました。ヨーロッパと同じです。やっぱりそうですよねぇ~。

日本は勿論、処方箋が要ります。日本とアメリカは、世界的にもっとも遅れて、ややこしい国になってしまったのでしょうか。コンタクトレンズの件を以てして全てを一般化することは危険です。日本にもアメリカにも、ヨーロッパやシンガポールよりも優れたこともいっぱいあります。しかし思うのですが、普通に生きていて普通に思う感覚に、なべてレギュレーションは合わせていくのが、功罪はありますが、一番効率的で妥当なのではないかと思います。
追伸:明後日は総選挙。代議士(小選挙区)と政党(比例区)それぞれの選択と、そして最高裁判事の国民審査権を行使できる大切な民主主義イベントです。忘れずに投票に行きたいと思います。