そろそろ花火大会が始まります。概ね南の方から始まり、段々北上するようですが、必ずしもその通りではありません。なんと今日は洞爺湖で花火大会があるようです(正確には4月の終わりから半年間、洞爺湖では毎日のようにやっているようです)。我が国では、大小を入れると、夥しい量の花火大会が開かれます。そしてそれぞれの大会に、それぞれの趣向があるものです。花火の種類や量、見せ方もそうですが、大会全体の雰囲気、会場周辺の屋台の出方なども、それぞれ違う趣があります。

花火は遠くから見るのも綺麗ですが、何と云っても一番圧巻なのは真下から見上げる打ち上げ花火です。発射地点に限りなく近付くほど、見える花火の姿は尋常でなくなっていきます。そしてそう云うイメージが、その他の全ての趣向を超えて、強く印象に残ります。浮世絵に描かれているように、舟の上から見るのもかなり風情のあるものでしょう。今年は花火大会に行くことが出来るでしょうか?