昨日、”ちまき”なる友人の入籍披露パーティーがあり、私も一友人として出席してきました。なんとなーく、勝手にカジュアルな集まりだと思い込んでいた私は、かなりラフな恰好で出掛けたのですが、会場に着くとタキシードやドレスを着た人がずら〜り。ホテルの宴会フロアだったので、「お、これは他の披露宴だな。自分の行き先はもっと奥に違いない。」と思って通り過ぎようとすると、まさにそこが私の目的地でした。「しまった!」しかし時既に遅し。観念して正装の人の列に並び、受付を済まして会場に入りました。最初はドレスアップした人ばかりだったのですが、開宴間近になるとラフな服装な人も増え、最終的には千差万別でした。
それぞれの人がそれぞれのスタンスで参会しており、しかし雑然、或いは混沌としているのではなく、どこかで予定調和しているような心地良さがありました。参加者はいくつかの人種と、老若男女が揃っており、笑いに満ちた、終始和やかな会でした。どこかに見えないタクト(指揮棒)があり、全体がそれぞれ自由に存在しながら、どこかで調和しているような、そんな普段あまり感じない雰囲気がありました。そのタクトは、主役を見守り、幸せになって欲しいと願う、みんなの気持ちだったのでしょう。ちまき、お幸せに。