昨日、大阪で「秋の資産運用セミナー」を開かせて頂きました。1200人を超えるお客様に御来場頂き、大盛況でした。天気の良い日曜日にお越し下さった皆様に、この場を借りて御礼申しあげたいと思います。

さて、その天気ですが、セミナーが終わった時点では何の問題もなかったのですが、その後大幅に崩れました。既に夕方だったので食べてから帰ろうと思い、京都で途中下車して軽く食べたのですが、駅に戻ってチケットを買い、構内に入るとどうも様子がおかしいのです。1時間以上も前の列車の案内が、電光掲示板に光っています。関ヶ原辺りで大雨となり、東海道新幹線はストップ。復旧の見込みはその時点では立たないとのことでした。やれやれ。

ところでその京都のタクシーの運転手さんに聞いたのですが、最近は夜寝ている間によく雨が降るとのこと。土曜日は久しぶりに夕立があったのですが、どうも夕立の時間が遅い時間にずれているようなのです。夕立は湿気を帯びた熱い空気が夕方に上空に昇り、そこで涼しい空気に触れて、摩擦を起こして雷になり、同時に湿気が冷やされて水となって、即ち雨となって降る、そう云う仕組みでしょう。そして夕立が降ると辺りはサーッと涼しくなって、過ごしやすい夏の夜となる。これが本来の定番の筈なのですが、最近の暑さのために、夕方では空気が冷え切らず、夜にならないと雨にならないのでしょうか。
先日、昔に比べて夕立に遭遇しない理由を、昔はよく夕方に外で遊んでいたからだとつぶやきましたが、本当の理由はそうではなかったようです。しかし本当に温暖化などが進めば、時間外れの夕立もなくなり、地球は乾燥化していくように思われ、このような天候不順は、地球がもがきながら正常な循環に戻そうとしている作用なのだと私には思われます。今のマーケットも然りでしょうか。天候もマーケットも、早く正常化することを願いたいものです。

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