名刺は、何の変哲もない、情報の書かれた紙だと思う時も、なんかそこに本人がいるように感じる時もあります。今日、今春入社の新卒者の名刺が仕上がってきました。従来当社に於いては、新卒の名刺は秋に配置先が決まってから作っていました。私はそのことを実は認識していなかったのですが、先日MN氏の御指摘で知るに至り、急いで作ることとしました。
出来上がった名刺を渡す前に、一枚ずつ貰っておきました。今、私の机の上には彼ら彼女らの名刺が5枚並んでいるのですが、まるでそこに本人が誇らしげに顔を見せて座っているように感じます。不思議なものです。部署も肩書きも何も書かれていない名刺ですが、いずれ部署名が付き、いつの日か立派な肩書きも付いていくことでしょう。いや、せいぜい頑張って、そうなって欲しいと思います。20年前、私もそう云う名刺を持っていました。未来が楽しいですね。新卒の名刺について認識をさせて下さったMN氏には、心から感謝したいと思います。