「私の始末書」と云う取材を昨日受け、久し振りに昔のことを思い出しました。あれは中学1年生の時のスキー学校。雑魚寝状態の大部屋で、消灯のあとに、ゴソゴソと赤いラベルの瓶を出し、3人でちびちびとやり出したところ、体育の先生に踏み込まれました。結果は学年初の始末書。校長訓戒なるものを云い渡され、母親も呼び出されました。

母親と一緒に校長先生に会ったのは、小学2年の時に或る理由で退学になった時とこの時の2回だけです。始末書はもう一度取られたことがあり、確か高校2年の時だったと思うのですが、夏期講習で学校に来たあとに、夏休み中だから平気だろう、と云う甘い観測のもと、校門の斜向かいのモンブランなる喫茶店の2階の店で、今度は4人でひとつのテーブルを囲んだところで、何故か急に先生が来て(恐らく同じ目的で来たのだと思うのですが)、白紙委任状なる、逆オールマイティの始末書を取られました。

しかしどちらも他人に迷惑を掛けた訳ではないので、まぁ古き佳き時代のいい思い出だと思っています。街は年末の忘年会・同窓会シーズン。色々な思い出話が花を咲かしていることでしょうね。