私が社会人になった最初の日を知っている、就職先の当時の東京支店長、SDMに再会しました。今朝一番に当社を訪れてくれた彼は、私の顔を見るや、大きな笑みと大きなジェスチャーと大きな声で私を受け入れ、再会を喜んでくれました。若干歳は取りましたが、声や喋り方は以前と寸分も違わず、私は懐かしい気持ちで一杯になりました。
社会人になった3年後に私は一回だけ転職をしているのですが、その時に辞意を了解し、転職を許してくれたのは、SDMでした。それ以来、ニューヨークとヨーロッパの街中で偶然会い一瞬だけ言葉を交わしたことが1回ずつあり、また電話とメールでも1回ずつだけ簡単なやり取りをしたことがあるのですが、しっかり会うのは本当にこれが(その会社の)退職以来初めてのことでした。お互いにそれぞれの道をこの16年間(丁度、小・中・高・大学の年数に一致しますが)歩んできて、恥ずかしくない形でまた会えることを、本当に嬉しく思いました。
今回は単に旧交を想い出すために会った訳ではなく、ビジネス上でまた何か一緒に出来るかという議論のためのミーティングでした。そういう関わり合い方が、私は一番好きです。今日は奇しくも、早い午後と夕方にも、最初の勤め先での先輩や同僚とも仕事の話で会いました。いい仕事仲間は、いつまでも大切にしていきたいと思います。