レジメンタルのネクタイ、即ち斜めに縞の入ったタイですが、若い頃は如何にも新入社員ぽくってあまり好きではなかったのですが、最近では好んでするようになりました。恥ずかしい話ですが、歳を取るにつれて、敢えて若々しいものをするようになったのかも知れません。

このレジメンタル・タイですが、縞の流れ方に二通りあります。ネクタイに向かって見て右肩上がりのものと左肩上がりのものです。レジメンタル・タイは元々は英国軍隊の制服の一部で、連隊によって違う配色や縞の幅・配列であり、所属連隊を一目で分かるように表していたそうです。それが米国に移って縞の流れ方が逆になり、それはレジメンタル・ストライプに対してリバース、もしくはクラブ・ストライプと呼ばれたらしいのですが、今ではどちらもレジメンタル・タイと呼んでいるそうです。

で、右肩上がりと左肩上がり、どちらが本来のレジメンタルかと云うと、私がネット上で調べた限りでは混乱しており、どちらの記述もあって判然としません。まぁそれはどうでもいいのですが、私の持っているレジメンタル・タイは1本を除いて全て右肩上がりです。証券会社ですから!しかし一本だけ右肩下がりがあり、これは忌むようなことがある日や、敢えて流れを180度変えたいような時に、敢えてします。アサハカでしょうか。

昔は小紋、次にソリッド(無地)、今はレジメンタルを好んでいるのですが、そのうちまた趣味は変わるのでしょうね。