ECMというレコードレーベルについては、今まで何度もつぶやいています。
ひたすら透明感の高いジャズばかりをプロデュースしている、ドイツのユニークなレーベルです。私はECMが大好きで、家で普段聴くCDの半分近くはECMです。マンフレット・アイヒャーという天才が全ての作品をプロデュースしているのですが、透明感に限らず、全体に漂う雰囲気や、ジャケットのテイストまでどこか統一されていて、アーチストや曲を知らずに買っても、私の個人的趣味を基準にすると、裏切られることはまずありません。
実際にアマゾンなどで、テキトーにECMショッピングをしたりしています。最近気が付いたのですが、ECMはクラシックもプロデュースしていました。そこで早速試しに買ってみたのですが、これがオドロキ、クラシックでもやはりどこから聴いても、見ても、”ECM”なのです。マンフレット・アイヒャーの中には、ジャズとかクラシックという境界はないようです。音楽は1にプレイヤー、2に曲、3、4がなくて5にレーベルもしくはプロデューサー、という気がしますが、ECMだけは別です。ブランドとは斯くたるものでしょうか。
当社に関しても、そういったブランドを確立したいと願っています。