強行軍が、ようやく終わりました。６営業日で５ヶ国７都市に赴き、３０回のミーティングを開き、５６社と会いました。大変多くの示唆を貰うことが出来、とてもありがたいことだと感じました。これからそれらをしっかりと消化して、何よりも重要なのは、それら示唆から導かれる施策を、きちんと実行していくことだと考えています。
仕事とは離れて、今回の強行軍では普段の出張と違うことがいくつかありました。第一に日中全く眠くならない。第二に日本食が全く食べたくならない。第三に体調が（週末の一瞬のぶれを除いて）ずっと良好であったことです。スケジュールを考えると、三点とも逆の現象が出ても良さそうですが、そうはなりませんでした。やはり緊張感からでしょうか。精神のなす業には恐ろしいものがあります。逆に言うと、精神力が緩むと、ボロボロになり得るのでしょう。これから東京に帰りますが、問題はそれからです。蕎麦を食べた瞬間にクシャミをするかも知れません。鮨を食べた途端に下痢になるかも知れません。精神一到何事か成らざらん。暫くは気を抜かずに参りたいと存じます。
