今日、用事があって上野に行きました。車で駅前からホーム沿いに公園口の方に上がっていき、寛永寺輪王殿の所を左折、東博(東京国立博物館)の前を走りました。この辺りは、私には馴染みの深い場所です。

公園口の近くには、道路とホームが同じ高さになる地点があります。かつて高校生の頃、クラスの連中と上野公園で飲んだくれた(オロナミンCということにしておいて下さい)後にその地点まで行き、ホームに立つ大人に向かって「あーりがーと、あーりがと、ホーム!」とか、「ありがと山手線」、「ありがとお父さん」等とみんなでエールを切ったことを思い出しました。馬鹿な、しかし楽しい思い出です。

上野公園の東博の向かい辺りでは、大勢の人が雨の中、傘を差して並んでいました。恐らく炊き出しを待っているのでしょう。あの場所では新興宗教等が「お話し」をして、それを30分とか1時間とか聞いた人にだけ食べ物を配るということが日々行われています。やる方もやる方、並ぶ方も並ぶ方ですが、放ったらかしにしている警察や国も如何なものかと思ってしまいます。

私が高校生の頃には、あの辺りで夜に宴会をしていると、すぐにパトカーから警察官が来たのになー。そんな懐かしい思いが巡った、午後のひとときでした。