もう行かないと思っていたのですが、今年もダボス会議に呼んで頂いたので、ちょっと顔を出すことにしました。今日から来週の月曜日まで、仕事はリモートに行います。
今年で4年目になるのでそれなりに友人も出来てきていて、仕事上も、プライベートも、色々な面で有効なネットワークです。ところでダボスには若い日本人は少なく、そんな中でJは同士というか、よく行動を共にする仲のいい友人です。Jは既に先にダボスに行っているのですが、そのJが忘れ物をしました。ふとしたことで気がつき、私が持って行ってあげることにしました。今日、成田でJの彼女から受け取る予定だったのですが、なんと彼女がその忘れ物を載せた車でない車で成田に来てしまいました。
一旦帰って、車を乗り換えて、また来る。今、私は空港でこのつぶやきを書きながら待っているところです。飛行機の出発までアト30分。果たして間に合うでしょうか?
まるでコメディー・ドラマのような話ですが、海外に行く時はいつもこんな感じです。そう言えば私も今朝忘れ物をして、空港に行く前に遠回りして会社に寄ったのでした。空港で、国際線で、ホントに私の目の前でタッチの差でゲートが閉まってしまい、もう開けて貰えなかったことも2回あります。
ほんの20メートル先に飛行機が止まっているのに・・・。
そんな珍道中も悪くないものです。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。