去年のクリスマス・イブにスイスのサン・ガレンという大学で開かれるISCシンポジウムについて紹介しました。詳しくはHPのサイト内検索を使ってバックナンバーで御確認頂きたいのですが、要は大学生が小論文を書いて只でスイスに行けて、様々な国からの学生やビジネスマンと見識を深め合えるという、願ったり適ったりの企画がまた例年のように開かれます。
開催されるのは来年の5月ですが、小論文のテーマが決定され、応募受付も最近始まりました。今年も例年のようにサン・ガレンの学生によって全ての準備と運営がなされており、日本の学生にも大勢来て貰おうと、日本の大学にもスイスの大学生がマーケティングに来ています。
このつぶやきの効果も少しはあったのでしょうか、前回は日本からの応募が以前に比べて大きく増え、結果、何人かの日本の大学生がスイスに行きました。色々な価値観を知ること、国際社会でのコミュニケーション能力を付けることは、これからの日本を考えるととても大切なことです。今年もURLを紹介いたしますので、回りの大学生にハッパを掛けて下さると幸甚です。
http://www.isc-symposium.org/ISC/
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、その後代表執行役会長。2025年4月より会長(現任)。東京証券取引所の社外取締役を5年間務め、政府のガバナンス改革会議等に参加し、日本の資本市場の改善・改革に積極的に取り組んで来た。ヒューマン・ライツ・ウォッチの副会長を務め、現在は米国マスターカード・インコーポレイテッドの社外取締役。東京大学法学部卒業。