日本が何故中々変わらないのかずっと考えてきました。アメリカの投資家やジャーナリストにも良く聞かれます。ボストン茶会事件以来、「国」の根幹は選挙制度と税制の2つです。いろいろな改革や不良債権処理、制度変更は必要ですが、一番効率的に、しかも将来にわたって恒常的にお金などのリソースの流れを変えられるのは税制です。そして税制の変更を恐らくもっとも抑えているのが利権であり、延いては選挙制度だと思います。現内閣が、或いは将来の内閣が構造改革を断行する時に、選挙制度の改善もぜひ手を付けて頂きたいと、切に願います。いや、これは願うのではなくて、要求しなければいけないのでしょう。