仕事上のディナーで食事を摂りながら議論などをしている時に、話している相手の口元にご飯つぶなんかがくっつくと妙な滑稽さがあります。その人が年配できちんとしていて、話の内容が固いもので、真面目な顔で議論に力が入っていればいるほど、かえって可笑しさは倍増します。そしてどういう訳か「ご飯つぶが付いてますよ」と指摘する人がほとんどいないものです。
私なんかも中々言えなくて、わざと頻繁に自分の口元をナプキンで拭いたりして気が付いてくれるように努力したりします。しかし人は何故言い出しかねるのでしょうか?気分を害してはいけないと考えるのでしょうか?明日は我が身という気持ちから言いにくくなるのでしょうか?ただ単に面白いのでもっと見ていたいからでしょうか?これからはそういう場面ではいろいろな指摘の仕方をしてみて、反応を観察してみたいと思います。