東京では最近黒塗りのタクシーが増えています。昔に逆戻りみたいですが、どんなTPOでも利用できますし、どこかハイヤーみたいで高級感もあり、内装もタクシーとハイヤーの中間のような作りになっているので人気です。
これはそもそも大手のK社がニュー・カラー・タクシーといって濃紺色で始めたのですが、他の大手も今は追随していて毎日増殖しています。昨日乗ったK社黒タクの運転手さんに聞いたのですが、同社は全ての車を黒タクに換えるつもりだったところ、他社から「クレーム」が来てこの3月に黒タク変換を止めるそうです。一人勝ちは許さないということでしょうか。折角いいアイデアを思いついたのにおかしな話です。何よりも利用者が喜んで使っている黒タクの増え方が、こういった理由で止まってしまうというのは何とも不可解な国です。