主幹事っていい響きです。2月の18日にナスダック・ジャパンに上場するソフトウェア会社のソースネクスト株式会社の主幹事をマネックスは務めます。外資系証券会社が何年も掛かっても中々取れなかった主幹事。私自身、債券ではありますが引受の仕事は長い間していたこともあり、感無量なものがあります。欧米では株や債券を新規に発行する際にはトゥーム・ストーン(墓碑)といって、新規発行銘柄の主な内容や引受する証券会社団の名前を記した広告のようなものを新聞に発表したり、或いはプラスチックで記念の置物を作ったりします。その際に、どこに証券会社の名前が書かれるかで引受シンジケート団における格が分かります。
この週末には秋葉原のラオックス「ザ・コンピュータ館」の店頭で、初の主幹事を記念した口座開設キャンペーンをマネックス社員総出(交替ですが)で催します。これからもいっぱいトップ・レフトを務めていきたいと思います。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。