今朝起きて外を見て真っ暗だったのでふと気付いたのですが、明日は冬至です。通常今頃は「年の瀬」という雰囲気で街は一杯ですが、今年の東京はそういった感じが全然ありません。あと十日で正月というのも、どうもしっくり来ません。ここに来て構造改革を断行しようとする決意に迷いが見え、予算案もどこかパッとせず、強いメッセージが伝わって来ません。
マーケットはそれを見透かしたように、今月に入って円はドルに対して6円も売られました。マーケットに完全に見放される前に、きちんと前進しなければいけません。「夜明け前が一番暗い」という言葉がありますが、さしずめ冬至は一番暗い日でしょうか。明日の冬至を境に徐々に日が延びるように、我が国にも段々暖かさが戻って来るといいと思います。