遂に販売開始です。ゲームソフトの出荷本数に連動して償還額が変わる世界初のコンテンツ証券化・小口公募投信「ゲームファンドときめきメモリアル」(通称:ときメモ・ファンド)は2年以上も前から企画を始め、去年の11月から募集を開始、ちょうど1年前の今日に募集を〆切りました。
8億円近くを3000人近い方々が投資し、その資金でゲームソフトが開発され、その進捗状況などを常に弊社のHP上で案内してきました。そして昨日から特別限定版がファンドを20口以上購入された方々に送られ(既にヤフー・オークションを賑わせています)、本日から一般の販売が始まりました。感無量です。まだ全てが終わった訳ではありませんが(男女が逆になったときメモ「ガールズサイド」(制作中)の出荷数にも償還額は連動します)、こうしてある意味で真の直接金融型で資金調達をし、ある1つの作品が作られ、そして世に出て行く、そういったことをコナミさんと多くの投資家の方々と一緒に出来たことを本当に嬉しく思います。あとはたくさん売れて参加者全員がハッピー・エンドになることを願うばかりです。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。