風邪のウイルスに効く薬が遂に発明されたらしい。インフルエンザ・ウイルスに効く薬は今までもありましたが、通常の風邪は対処療法(痛みを和らげるとか解熱するとか)や二次感染を抑えることは出来ても風邪ウイルス自体に効く薬はなかった訳ですが、遂にアメリカの学者が開発したようです。昨日シカゴで開かれていた学会で発表されたのですが、これが本当なら嬉しいですね。記事を読む限りでは、実は二次感染を防ぐ抗生物質的役割をする薬の亜種ではないかという気もするのですが、予断は禁物、今後の発表や解説を待ちたいと思います。風邪はからだが辛くなるだけでなくて精神をも病ませてしまいますから、文化的にもこれは大発明ですね。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 兼 代表執行役会長、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、現在代表執行役会長。株式会社東京証券取引所の社外取締役を2008年から2013年まで務めたほか、数社の上場企業の社外取締役を歴任。現在、米マスターカードの社外取締役、Human Rights Watchの国際理事会副会長、国際文化会館の評議員も務める。