NTTがテラビット級の光スイッチ・ルータを開発したらしい。光ファイバーを走る光信号を今までは一旦電気信号に変えてから半導体回路内で向きを変え、再び光に戻して送り出すことによって経路の変換をしていた所、このスイッチによって光のまま向きを変えられるようになり、結果今までの方法より飛躍的に信頼性と容量・速度が高まるそうです。何やら難しい話ですが、要は高速道路が交差する時に、片や一旦一般道に降りて信号を曲ってまた高速に乗り直す方式と、例のリボンを二つ逆さに重ね合わせたような形のインターチェンジを作り、高速道路のまま信号もなく、スムースに方向転換して合流する方式との違いでしょう。感覚的にもこれは確かにとても大きな違いのように思えます。このように地味だけれども極めて重要な分野で日本は実は凄い技術を持っていたりします。もっともっと頑張って欲しいですね。