米国・イスラエルとイランの戦闘終結を巡る期待から、米国株式(S&P500種株価指数)が3月30日に短期的な安値をつけて以降、持ち直しの動きが続き、4月16日にはS&P500種株価指数とナスダック総合株価指数が過去最高値を更新しました。ナスダック総合株価指数は3月31日から4月16日まで12日続伸となるなど相場の堅調さが目立っています。そこで、今回は上記の期間中における株価上昇が顕著なものの、テクニカル指標で過度に割高になっていないとみられる銘柄を以下の条件に基づきピックアップしました。

<抽出条件>
・S&P500種株価指数に含まれる銘柄(不動産を除く)
・3月31日以降の株価上昇率がS&P500種株価指数を10%以上アウトパフォーム
・相対力指数(RSI)が70未満で、RSIの低い順に15銘柄を抽出

リストを確認すると、中古車を売買するための電子商取引プラットフォームを提供するカーヴァナ[CVNA]がリスト入りしました。直近の決算では自動車販売が過去最高となり、堅調な売上高の伸びとなったものの、コスト上昇を懸念する声も一部から聞かれています。また、医療保険を手掛けるセンティーン[CNC]も基準を満たしました。同社はメディケア(高齢者向け医療保険)処方薬プラン事業における会員数が増加している半面、課題となっているメディケイド(低所得者向け医療保険)事業の安定化に取り組んでいます。加えて、食品宅配サービスを提供するドアダッシュ[DASH]もリストに入りました。直近ではドミノ・ピザ[DPZ]と提携し、外食を控える消費者の需要の取り込みを図るほか、オープンAIとの提携を通じてチャットGPT内で食料品の買い物ができるアプリケーションを提供するなど新たな取り組みを推進しています。

このほか、最近の株式相場における株価上昇をけん引してきたハイテク関連銘柄もリストに名を連ねています。中東情勢の先行きに対する懸念はくすぶっていますが、銘柄選択の際の参考にしていただければと思います。

米国・足元の株価が堅調ながらも、過度に割高になっていないとみられる銘柄例はこちらからチェック