SNSで話題となっていたので7月の京都のホテルの宿泊価格をチェックしてみると、通常より宿泊価格は安くなっているでしょうか?頻繁に京都に通っているわけでもない私には相場感がないため確かなことは言えませんが、7月5日~6日の週末の京都のホテルの価格はやはり通常よりかなり安かったように思います。といいますか、8~9月くらいまで比較的安い印象です。

7月に日本で大地震が発生し津波が押し寄せる。日本のオールドメディアが取り上げるほどの社会現象となった地震の予言ですが、東日本大震災を予言したとする作者が見た予知夢が描かれた漫画が100万部を超えるベストセラーとなっているそうで、なんだか1999年のノストラダムスの大予言を彷彿とさせますね。

この漫画は海外でも翻訳され拡散、さらに香港の著名な風水師が日本訪問を控えるよう呼びかけていることなどがSNSで広く拡散され、日本への観光客が激減しているというのです。特に警戒された7月5日には何も起きなかったのですが、この騒動は9月の日本の災害リスクにまで尾ヒレがついて警戒が広がっているようです。5月くらいから香港からの観光客の足が鈍り始めたようですが、この騒動がインバウンド需要を約5600億円程度減少させるという試算も出てきました。

そういえば昨年からの令和の米騒動、米価高騰の理由は諸説ありますが、2024年8月8日に宮崎県で震度6弱の揺れを観測したマグニチュード7.1の地震を受け、南海トラフ地震の想定震源域では大規模地震が発生する可能性がふだんと比べて高まっていると気象庁から臨時情報が発表されたことをきっかけに、備えとしての米の買い占めが広がったという指摘もあります。確かに日本は災害の多い国です。今後も予言や警鐘による混乱は避けられないのかもしれません。