6月の日経平均は先週末27日までに2,185円(5.8%)高と好調で、約5ヶ月ぶりとなる4万円台を回復し、一部銘柄に偏りがうかがえるものの強さがみられます。今回はこの強さがみられた1ヶ月において、下記のスクリーニング条件を満たしつBloombergにて算出されるアナリストレーティング(各アナリストの直近の推奨を1から5までの数値に変換したものを平均して算出した値)の上昇幅が大きいトップ15銘柄をピックアップしました。

<条件>
・時価総額が1,000億円以上
・直近10期のうち収益成長が7期以上プラス
・カバレッジアナリスト数が3人以上

リストを見ると、調剤薬局チェーンのアインホールディングス(9627)がトップで、半導体検査用器具のプローブカードが主力の日本マイクロニクス(6871)、テレビ朝日ホールディングス(9409)が続きます。今回の銘柄は買い推奨と判断するアナリスト数が少ない銘柄もあり、投資の際には事業環境や企業の先行き見通し等の確認も必須であることに注意が必要でしょう。

6月の1ヶ月間でアナリストレーティングが上昇した銘柄はこちらからチェック