上期は減益ながら第2四半期に増益に転じた3月決算銘柄は
10月下旬からスタートした3月期決算企業の上期決算発表も11月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、円安や値上げ、堅調な需要動向などを追い風に好調な業績を発表する企業が目立ちましたが、その一方でコスト増などで厳しい業績となった企業もありました。しかし、上期の営業利益は減益となったものの、第2四半期に増益に転じた銘柄もあります。
そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから、第1四半期(4-6月期)の営業利益は前年同期比で減益となり、上期(4-9月期)も減益となったものの、第2四半期(7-9月期)の営業利益が前年同期比で増益となった銘柄をピックアップしてみました。例えばオムロン(6645)は第1四半期の営業利益が前年同期比で56.2%減となったことから、上期の営業利益も6.9%減となりましたが、第2四半期の営業利益は前年同期比で2倍となっています。