第1四半期と第2四半期は減益ながら第3四半期に増益に転じた2月決算銘柄は
2024年12月下旬からスタートした小売り企業を中心とした2月決算企業の第3四半期決算発表も今月中旬で終わりとなりました。そこでその決算を振り返ってみると、好調なインバウンド(訪日客)需要や利益率の改善、付加価値を高めた商品戦略などにより増益を確保した企業もありましたが、その一方でコストアップなどにより減益となった企業もみられました。
しかし、そうした企業のなかには第1四半期(3-5月期)と第2四半期(6-8月期)は前年同期比で減益だったものの、第3四半期(9-11月期)に増益に転じた銘柄もあります。例えばヨンドシーホールディングス(8008)は第1四半期が前年同期比で25.5%減、第2四半期も14.3%減となりましたが、第3四半期は前年同期比で18.3%増と増益に転じています。
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もう一つのヒント
30日の決算発表スケジュール
先週から3月決算企業の第3四半期決算発表が始まっています。スタート当初は決算を発表する企業も多くありませんでした。しかし、それも徐々に増え、明日は武田薬品工業(4502)やオリエンタルランド(4661)、日野自動車(7205)、小糸製作所(7276)などが決算を発表する予定です。