「これが年内最後ですね。良いお年を」という挨拶が増え、いよいよ年の瀬を感じる今日この頃です。日々様々な「〇〇納め」をしていますが、昨日は、「鍼納め」でした。国内外の出張やプライベートでのランニング、登山、ゴルフと常に動いている私が健康に1年を過ごせたのは、かかりつけの鍼の先生のおかげでもあります。3年前に初めて経験した「ぎっくり腰」は、今年も再発することなく乗り切れそうです。

また昨日は「オリエンテーションコミティー納め」でもありました。これは、マネックス証券の社員が、3ヶ月に1度、直接お客様の声を伺う会で、今年も多くのご意見を頂戴しました。昨日は、お客様と一緒に今年1年の投資活動を振り返り、今後のマネックス証券への要望をお聞きしましたが、投資経験が豊富な方の深い洞察、投資初心者の方の率直な感想、どれも私たちのサービス改善に欠かせない貴重な声です。昨日も、投資初心者の方が「誰もが同じところでつまずくけれど、失敗も経験して自分なりの投資手法を見つけるものだと気づいた」とおっしゃっていました。お客様同士で学び合い、支え合える場が、投資という不確実な世界における安心感を生むことを実感しました。

そんな中で感じたのは、私たちがさらにできることの可能性です。例えば、相場急変時、誰もが不安に思っている時に、私たちが間に入ってお客様同士で話せる場を設け、不安を和らげられるような仕組み、こうした新しい価値提供も今後模索していきたいと思いました。

年末年始はご自身のポートフォリオを見直す絶好のタイミングです。今年のNISA枠をこれから活用しようとされている方は、税金の計算は「受渡日」ベースであることにご注意ください。注文が成立した日(約定日)ではなく、実際に株式や投資信託などの資産が決済される日(受渡日)が税金計算のベースです(昨日も、「受渡日」の概念を知らず失敗した、という話がありました)。

例えば、国内株式の場合、12月26日(木)が2024年勘定となる最終取引日(注文約定日)であり、米国株式と中国株式は現地時間の12月24日(火)の取引が年内の受渡となる最終取引日となります。投資信託については、ファンドごとに受渡日が異なるため、より注意が必要です。例えば、多くの方がお持ちの「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」は12月23日(月)が年内勘定となる最終申込日で、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」は12月24日(火)です。上記の日よりあとの日での注文・申込みは、税計算上は2025年の取引になります。お気を付けください!

今日を含め今年もあと8営業日。私は、「八戸オフィス納め」「出張納め」など、仕事と共に過ごす日々をしっかりと締めくくりたいと思います。皆さまも、様々な「〇〇納め」を楽しんでくださいね。