上方修正で最高益更新の可能性が一段と高まった12月決算銘柄
10月下旬からスタートした12月決算企業の第3四半期決算発表も11月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、円安や値上げ、堅調な需要動向などを追い風に増益となる銘柄もみられました。そしてこうしたなかで通期の業績予想の上方修正に踏み切った企業もあります。
そこで今回はTOPIX500採用の12月決算企業を対象に、最高益更新予想の営業利益の見通しを上方修正したことで、最高益更新の可能性が一段と高まった銘柄をピックアップしてみました。例えばホシザキ(6465)はインバウンド(訪日外国人)の増加で飲食店や宿泊施設などを中心に好調な設備投資が続くとみられることから、440億円とみていた通期の営業利益の見通しを485億円に引き上げたことにより、2023年12月期の最高益を更新する可能性がさらに高まっています。