2024年3月期の営業利益が2倍以上の増益となった銘柄は

4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も5月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、円安や値上げの浸透、旺盛なインバウンド(訪日外国人)需要などを背景に増益となる企業が目立ちました。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業を対象に2024年3月期の営業利益が前期比で2倍以上となった銘柄をピックアップしてみました。

例えば神戸製鋼所(5406)は電力事業の採算が期ずれの影響で改善したことや、鋼材の値上げ浸透の効果もあり、2024年3月期の営業利益が前期比で2.2倍となっています。また、サンリオ(8136)は新型コロナウイルスの5類移行に伴い、キャラクター商品の販売店やテーマパークの来客数が増えたことなどにより、2024年3月期の営業利益が前期比で2倍となっています。

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