3月決算企業の本決算発表集計
大型連休が明けたこともあり3月決算企業の本決算発表が一段と本格化しています。10日も取引時間中や昼休み時間中に日本ハム(2282)や東洋水産(2875)、インターネットイニシアティブ(3774)、NTT(9432)などが決算を発表しました。また、引け後もマツダ(7261)やホンダ(7267)、オリンパス(7733)、東京エレクトロン(8035)、三井不動産(8801)、三菱地所(8802)、KDDI(9433)、セコム(9735)などが決算を発表しています。
そのなかで決算発表を受けて株価が大きく上昇したのが東洋水産です。米国での高価格帯商品拡充などで海外即席麺事業が増収となることなどにより2025年3月期の営業利益が前期比で8%増となる見通しを発表し、コンセンサス予想を上回ったことから株価が大幅高となり上場来高値を更新しています。一方でインターネットイニシアティブは2025年3月期の営業利益が前期比で3.3%増となる見通しを発表しましたが、コンセンサス予想に届かなかったことで株価が大幅安となっています。
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もう一つのヒント
5月14日の決算発表スケジュール
4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も終盤です。しかし、まだ多くの企業が決算発表を予定しています。14日は鹿島建設(1812)や 王子ホールディングス(3861)、テルモ(4543)、出光興産(5019)、ENEOSホールディングス(5020)、三菱マテリアル(5711)、ソニーグループ(6758)、ニトリホールディングス(9843)などが決算発表を予定しています。