昨日、某企業にお呼びいただき、同企業の社員の方々向けに、DEI(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)やリーダーシップ等についてお話しさせていただきました。会の終了後、お礼にということで、新潟の日本酒を頂戴したのですが、大好きな銘柄だったので大興奮!先週末、マラソン大会で新潟に行っていたこともあり、なんだか縁を感じました。

そのマラソン大会では、ハーフマラソンの部に参加したのですが、調整不足で思うように身体が動かず、無理してケガをしてもいけないなーと思いながらゆっくり10km走り、10km地点のエイドステーションでバナナを美味しくいただいた後、またゆっくり1kmほど走って、11.4kmでリタイアしました。マラソン大会の日の朝食はいつもバナナを食べます。エイドステーションでも、バナナを見つけたら必ずバナナを手にしてエネルギーチャージします。そういえば、普段から、オフィスのビル1階にあるスーパーマーケットでバナナを購入します。

そんな、大好きなバナナへの挑戦物語を知る機会が先日ありました。福島県広野町の「朝陽に輝く水平線がとても綺麗なみかんの丘のある町のバナナ『綺麗』」です。2011年の震災・原発事故で被害を受け、町から産業が消え、人が消え。そこから、もう一度美しい風景を取り戻そう!と復興のシンボルとして選ばれたのがバナナ。東北でバナナ?!すごい挑戦です。しかし、困難に立ち向かう姿勢で皆に元気と誇りを!ということで選ばれたバナナ。新たな製法と地中熱を活用したチャレンジが実を結び、2019年に初収穫を迎えたそう。一度ゼロになったからこそ見える世界。ゼロになったからこそできる挑戦。前例や常識を超えて未来を夢見る力。そんな夢と希望がつまったバナナ『綺麗』、食べてみたいです。そして、このストーリーを知った今、栽培見学にとても興味を抱いております。

今朝起きて最初に見たニュースは、「34年ぶりに1ドル=153円台に!」というもの。米CPIが予想以上の強さで円安が一気に進みました。円安の今、輸入物価上昇が気になりますが、輸入品に頼らずとも、日本には、まだまだ優れた商品がたくさんあります。改めて、国内に目を向ける良い機会かもしれませんね。福島バナナ、今、一番気になる食べ物です。