ここ2年ほど通っている加圧トレーニングのトレーナーの一人が2月末で辞めるというので理由を聞くと、有名な病院と提携するがん患者専門のリハビリテーションを行うクリニックに勤めることになったといいます。そんなものがあるのか、と調べてみるとがん患者専門の運動指導士という資格があるようで、きっと彼はこれを取得したのでしょう。スポーツジムのトレーナーをやりながら勉強をしてきたのだそうですが、彼が言うには「今、トレーナーは、供給過多なんですよ」確かにここ数年で家の近所にも加圧トレーニングジムが急速に増えました。つまりトレーナーが増えているということなのですね。
そしてここ半年ほど通っている整体の担当の方が「秋にタイに行こうと思うんです」というので、「旅行ですか?いいですねぇ」と返したら、そうではなくて仕事の研修に行くのだといいます。日本では整体師向けには認められていない献体による解剖がタイでは可能だそうで、解剖学を習得し、より人体を研究することで腕を磨きたいと話されていました。もともと腕は良い方ですが、更に勉強しようというのです。
どちらの男性もアラサーです。すでにプロとして仕事ができているのにまだまだ勉強してスキルアップしたい、という熱量に感心し、同時に羨ましくなりました。もちろん、いくつになっても何かをやりたいと思えばその時点から始められることは頭ではわかっているつもりですが、歳を重ねるとだんだんその意欲に体力が追いつかなくなってきますよね。と言い訳をしてしまうのです、反省。今年もまだ始まったばかり。言い訳をせず、やりたいことは直ぐに始めようと思ったのでした。