「ありがとう、あんたも身体に気を付けて」
電話での絶妙な感情のやり取りが好きです。文字にしては伝わり切らず、会ってしまうと表情が崩れてしまう、その中間ですね。今年は帰省かなわずもそんなやり取りで始まりました。

さて、弊社のコミュニケーションツールはチャットが主流です。少し前にネットで、若者世代は7割以上が電話対応が苦手という見出しを見ました。仕事を止める点でいきなり電話は失礼、との意見もあるようです。正直ピンときませんでしたが仕事の定義・仕方も変わってきているのでしょう。

ネットで興味深いデータに触れ、詳細を知りたくて記載された番号に電話すると、自動音声でコロナ以降電話対応していないのでメールで連絡するよう促されました。お店を予約するのに電話番号がすぐに見当たらない、チャットのヘルプデスクが増えているけれども電話で相談した方が早いと思う、ただオペレーターに行きつくのに時間がかかる、など電話好きにはしんどいことが増えています。

仕事においてはより効率的なツールが増えているのは良い事です。一方で気持ちを伝えるのには効率性にこだわる必要は無いですね。昔は酔っ払うと誰かしらに電話していました。最近は酔うと携帯を無くしそうで怖いですが。そんな電話が大好きです。