減益を見込んでいた上期の営業利益が一転して増益となった2月決算銘柄は

9月下旬からスタートした小売り企業を中心とした2月決算銘柄の上期決算発表も先週で終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、経済活動の再開やサプライチェーンの改善、値上げなどを追い風に増益となった企業もみられます。そしてそうした銘柄のなかには減益予想が一転して増益となったものもあります。

例えばしまむら(8227)は機能性を高めた高価格帯のプライベートブランド(PB)商品の販売が好調で、主力の「ファッションセンターしまむら」の既存店売上高が堅調だったことなどから前年同期比で2.6%減と見込んでいた上期の営業利益が4.3%増となっています。また、食品スーパーのアークス(9948)も既存店の来店客数が伸びたことなどから前年同期比で2.8%減と見込んでいた上期の営業利益が7.1%増となっています。

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