「元気だねー!」「エネルギッシュだねー!」「バイタリティにあふれてるねー!」
まず言われる言葉です。初対面の方からも、旧知の仲の方からも、お会いすると言われます。私は基本的に、うるさいくらい元気なのだと思います。それと、努めて笑顔でいます。小さいころからずっと、「笑っていたら人は寄ってきてくれるし、笑顔に集まる人があなたの心を豊かにし、苦しい時も助けてくれる」と母から言われてきたので。

しかし、そんな私も、時に、やるせないなぁ、不甲斐ないなぁ、なんだかなぁと思うことがあります。取材などで、自分の想いや考えを伝えても、伝えたようには伝えてもらえず、出来上がったストーリーの中に、ニュアンスが違う形で組み込まれてしまうときです。メディア側の事情もよく理解はしています。PV獲得が重要ですし、読まれてなんぼなので、センセーショナルなタイトルだったり、こうあってほしいというストーリーで描かれていたり。メディア業界も、厳しい競争社会であることはもちろん理解しています。また、私の伝え方が良くない場合もあり、いつも大いに反省します。だから、どんなときも、取り上げていただいてありがたいと思うように努めています。しかし、むなしくなる時があることは否めません。企業が「オウンドメディア」を持ちたくなる気持ちがよくわかります。

まぁ、そんなことで管を巻くのも非生産的。何かを変えたければ、自分が変わるのみ!やっぱり、自分の言葉で、自分が伝えたいことをしっかり伝える努力をするしかないですよね。少なくとも、お客様や株主の皆さまや社員には、私たちが考えていること・見ている未来をしっかりと説明したいし、直接的なコミュニケーションの場を大切にしたいです。今回のNTTドコモとの資本業務提携の件も、きちんと、自分の言葉で、自分が思うこと・信じることを伝えようと努力しています。伝わっているのかな、大丈夫かな、と、みんなの様子をみて確認しながらですが。社員向け説明会で、何度もうなずく社員や、目をキラキラ輝かせて聞いてくれた社員がいてくれたことは本当に嬉しかったです。

明朝は、日経モーニングプラスFTに生出演します。正直ド緊張です。うまく伝えられないかもしれません。しかし、「自分の言葉」で伝えようとする努力をしないと何も始まらないので、頑張ろうと思います。作られた言葉ではなく、「自分の言葉」を持てるよう、想いごと伝わるよう、これからも精進していきたいと思います。