2月決算銘柄の上期決算発表集計
9月下旬からスタートした小売り企業を中心とした2月決算銘柄の上期決算発表が今週に入って一段と本格化しています。連休明けの10月10日にはJ.フロント リテイリング(3086)やウエルシアホールディングス(3141)、ライフコーポレーション(8194)、イオンモール(8905)などが決算を発表しました。また、11日もエービーシー・マート(2670)やイオン(8267)、東宝(9602)、吉野家ホールディングス(9861)などが決算を発表しています。
そのなかには折り返しの上期決算ということもあり通期の業績予想を見直す企業が幾つかみられます。例えば東宝はヒット作が相次いでいることなどから450億円とみていた通期の営業利益の見通しを500億円に上方修正しています。さらに吉野家ホールディングスも新型コロナウイルス感染症の5類移行などで外食需要が回復していることなどから46億円とみていた通期の営業利益の見通しを68億円に引き上げています。