3月決算企業の第1四半期決算発表集計
7月20日のディスコ(6146)とニデック(6594)を皮切りにスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表が本格化しています。こうしたなか8月7日も多くの企業が決算を発表しています。例えば取引時間中や昼休み時間中に大成建設(1801)や大林組(1802)、大和ハウス工業(1925)、東レ(3402)などが決算を発表したほか、引け後には住友金属鉱山(5713)やブラザー工業(6448)、東京海上ホールディングス(8766)などが決算を発表しています。
こうしたなかで決算に株価が大きく反応したのが東レや大成建設です。東レは車や家電に使う樹脂の中国需要が低迷したことなどで第1四半期の純利益が前年同期比で65.1%減となりましたが、コンセンサス予想を上回ったことから株価が大幅高となっています。一方で大成建設は資材高騰などによる工事採算の悪化などで第1四半期の営業損益が80億円の赤字となったことから株価が大幅安となっています。
もう一つのヒント
8月9日の決算発表スケジュール
3月決算企業の第1四半期決算発表が本格化しています。こうしたなか今週も多くの企業が決算を発表する予定です。8月9日は富士フイルムホールディングス(4901)やソニーグループ(6758)、ホンダ(7267)、オリンパス(7733)、NTT(9432)などが決算発表を予定しています。