減益ながらコンセンサス予想を1割以上上回った3月決算銘柄は

4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も5月中旬で終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、円安や経済活動の再開などを追い風に増益を確保した企業が多くみられました。その一方でエネルギー価格の高騰や原材料高などの影響で減益となった企業もありました。

しかし、減益となった銘柄のなかにはコンセンサス予想を大きく上回ったものもみられます。そこで今回は営業減益となったもののコンセンサス予想を1割以上上回った銘柄をTOPIX500採用の3月決算企業のなかからピックアップしてみました。例えば大阪瓦斯(9532)は出資する米国のLNGプラントで火災が発生したことから燃料の代替調達コストがかさみ2023年3月期の営業利益が前期比で40%近い減益となりましたが、コンセンサス予想を34%以上上回って着地しています。

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