第1四半期が二桁以上の営業増益となった12月決算銘柄は

4月下旬からスタートした3月決算銘柄の本決算発表も先週でほぼ終わりとなりましたが、並行して行われていたのが12月決算銘柄の第1四半期決算発表で、それも15日で終わりとなりました。そこでその決算発表を振り返ってみると円安や経済活動の再開、サプライチェーンの改善などを追い風に増益を確保した企業が多くみられました。そこで今回はTOPIX500採用の12月決算企業を対象に第1四半期の営業利益が二桁以上の増益となった銘柄をピックアップしてみました。

例えば大塚商会(4768)は半導体や資材などの調達が改善しパソコンやサーバー、複写機などの出荷が拡大したことや、オフィス用品のカタログ通販サービスも堅調に推移したことなどから第1四半期の営業利益が前年同期比で22.4%増となりました。また、山崎製パン(2212)も主力の菓子パン部門での売り上げが好調だったことなどから第1四半期の営業利益が前年同期比で34.4%増となっています。

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