2023年2月に最高益を更新した銘柄は
あさひ(3333)を皮切りにスタートした小売り企業を中心とした2月決算銘柄の本決算発表も先週で終わりとなりました。エネルギー価格や原材料価格の高騰などが重石となりましたが、行動制限の緩和やインバウンド需要の回復などもあり増益を確保した企業も多くみられました。そしてそうした銘柄のなかには営業利益が最高益を更新したものもみられます。
例えばセブン&アイ・ホールディングス(3382)はコンビニエンスストア事業が国内外で好調だったことなどから2023年2月期の営業利益が前期比で30%を超す増益となり2020年2月期の最高益を3年ぶりに更新しています。また、コメダホールディングス(3543)も物価高を受けて2022年4月に値上げしたことが奏功し2023年2月期の営業利益が前期比で10%近い増益となったことから2020年2月期の最高益を3年ぶりに更新しています。