土曜日に帰国しました。夕方に着いて、早速ニューヨークとの違いを観察しようと思って行きつけのイタリアンレストランに行ったのですが、最大の差は静けさでした。週末に街を歩いていても、静かだなぁ、と思いました。鳥のさえずりが聞こえる。車も走ってるのに。一事が万事、日本は静かです。
翻って考えるに、アメリカは NOISY なんですね。それはレストランや街頭に限らず、会議の中でも皆我が我がと発言して NOISY だし、とにかく良くも悪くも主張があり、声が大きくて、NOISY です。この「良くも悪くも」というのがミソで、良い点もあるのです。お互いに何を考えてるかが分かるとか、騒がしい混沌から新しいものが生まれることもあるし。
日本の静けさは、何にも代え難い良さがあります。怒鳴らなくてもレストランで話せるのは本当に良いです。朝のジョギングで鳥の声が聞こえるのは本当に清々しいものです。しかしその良さを維持しながら、ちゃんと意見を云い、主張し、議論し、「関わっていく」ことが大切であると、今更ながら思ったのでした。