3月決算企業の第3四半期決算発表集計
1月の下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期決算発表が先週から本格化しています。こうしたなか今週も多くの企業が決算発表を予定しています。昨日もTOPIX500採用の3月決算銘柄に限っても30社を超す企業が決算を発表しました。そこでTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に7日の決算発表をまとめてみると、第3四半期ということもあり通期の業績予想を見直す企業も多くみられました。
例えばダイキン工業(6367)は環境性能の高い空調機器が米州で堅調なうえ、欧州でも省エネ暖房機器が好調なことなどから通期の営業利益の見通しを3630億円から3720億円に上方修正しています。一方で任天堂(7974)は主力ゲーム機のニンテンドースイッチやソフトの販売が計画を下回ることなどから通期の営業利益の見通しを5000億円から4800億円に下方修正しています。
もう一つのヒント
9日の決算発表スケジュールは
3月決算企業の第3四半期決算発表が先週から本格化しています。こうしたなか今週も多くの企業が決算を発表する予定で、9日は取引時間中にトヨタ(7203)などが決算を発表するほか、引け後には日本製鉄(5401)やニコン(7731)、東京エレクトロン(8035)、三菱地所(8802)、日産(7201)などが決算発表を予定しています。